離婚ノートを作ることによって、きちんと離婚の準備ができますし、弁護士に法律相談をするときには離婚ノートを見せれば話が早いですよ。
なぜ、法律相談にメモが必要なの?
弁護士に法律相談をする場合には、30分や1時間といった時間が決まっている場合が多いです。
また、時間が決まっていなくても、弁護士は忙しいので、何時間もゆっくり話を聞いてもらえるわけではありません。
そこで、弁護士に聞きたいことや自分の伝えたいことをあらかじめメモして弁護士に見せるようにしてください。
口で説明するより、その方がずっと話が早いです。
法律相談に持参する離婚ノートは?
このサイトでは、離婚に必要な情報を記載する「離婚ノート」を1~14まで用意しています。
本当は、自分に関係のある離婚ノートはすべて記入して法律相談に持っていくのが理想ですが、離婚ノートは1~14まであり量がとても多いので、全部は書けないと思います。
なので、【離婚ノート番外編】では、法律相談で弁護士に伝えたほうがよい必要最小限のことをピックアップしました。
法律相談に持参する離婚ノートの内容
【離婚ノート番外編 弁護士の法律相談準備メモ】→このサイト
*必ず持参してください
【離婚ノート2 現在の家族の状況】→こちら
*必ず持参してください
【離婚ノート3 結婚・離婚の年表】→こちら
*必ず持参してください
【そのほかの離婚ノート4・6・7・9・10】
*自分が一番聞きたいことに関する情報をノートに記入して持参してください。これはなくてもOKです。
離婚ノートのダウンロードについて
離婚ノート番外編 弁護士の法律相談準備メモ
法律相談で質問したいこと
質問したいことをすべて記入してください。
ただし、質問が多いと全部質問しきれずに、時間切れになって法律相談が終わってしまうことが多いので、①②③…と聞きたい順に番号をふって、書いていくとよいと思います。
(記入欄:法律相談で質問したいこと)
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離婚についてあなたが希望していること
離婚についてあなたが希望していることを書いてください。それに関して、相手の意見もわかっていればそれも書いてください。
【離婚についての希望で書いた方が良いこと】
〇離婚したいかどうかの希望
離婚したい・離婚せずに別居したい・離婚せずに家庭内別居をしたい・再構築(お互いに話し合って結婚生活を続けること)したいなど
〇相手あるいはあなたに離婚の原因があるか・その証拠がある場合は証拠も書く
離婚の原因は、不倫(不貞行為)、DV、長期間の別居、・性的な不一致(異常なsexを強要されるなど)、アルコール依存症・薬物依存、限度をこえた宗教行為(多額のお金をつぎ込むなど)、借金・ギャンブル・浪費(生活費が支払えなくなるような場合)、・暴力・虐待・モラハラ、・犯罪を行う(何度も犯罪をくり返す場合や、長い間刑務所に入る場合など)などです。
〇離婚原因が相手にある場合は、慰謝料についての希望
〇親権者を誰にしたいかについての希望(子どもがいる場合)
〇養育費についての希望(子どもがいる場合)
〇財産分与についての希望
財産分与とは、離婚のときに夫婦の財産を分け合うことを言います。専業主婦やパートであったとしても、夫婦の財産分与の割合は原則として2分の1ずつです。
(記入欄:離婚についてあなたが希望していること)
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【離婚ノート2】現在の家族の状況
「【離婚ノート2】現在の家族の状況」には、家族構成や家族の財産・収入の状況を記入します。
何歳の子どもが何人いるかは、親権や養育費にかかわってきます。
また、どのような財産があるか、自分や相手の収入はどのくらいかによって、財産分与の内容が変わりますし、養育費の額や慰謝料の額も変わってくるので、法律相談で伝える必要があるのです。
なので、【離婚ノート2】も作成して、法律相談に持参してください。
【離婚ノート3】結婚・離婚の年表
「【離婚ノート3】結婚・離婚の年表」はm結婚生活の出来事を箇条書きにして、年表にしたものです。
これを弁護士に見せれば、何が原因で離婚することになったのかなどが良くわかります。
そのほかの【離婚ノート4・6・7・9・10】
たとえば、不倫についてくわしく相談したいというような場合は、「【ノート6】不倫に関する情報を記録しましょう」に記入をして持参するなど、弁護士に一番相談したい点についての離婚ノートを記入して持参したほうが良いです。
●不倫について相談したい方は→【ノート6】不倫に関する情報を記録しましょう
●DVについて相談したい方は→【ノート7】DVに関する情報を記録しましょう
●親権や養育費など子どもについて相談したい方は→【ノート9】子どもに関する問題を記録しましょう
●財産分与について相談したい方は→【ノート10】財産分与に必要な情報を記録しましょう
↓【離婚ノート番外編】のダウンロードはこちら